パソコンの処理が遅くなったり、よくフリーズしてしまう場合は古くなったSSD/HDDのせいかもしれません。我が家のデスクトップPCはSSDを交換することで処理速度が大幅に向上しました。
CPU/ビデオカード/メモリも古いパソコンでしたが、当時としてはハイスペックのモデルなので、まだ現役で動くと思っていましたが「ソフトの起動が遅い」「動画の読み込みが遅い」「パソコンがフリーズ」などの減少が頻発するようになっていました。
処理速度の低下の原因を調べて改善すれば、パソコン環境は劇的に改善します。同じようなお悩みを抱えている人は是非参考にしていただきたいです。
もしかすると日々のストレスから解放され、快適なパソコンライフを実現することができるかもしれませんよ。

▼ 目次
- ①処理速度低下の原因がSSDだと気がついた方法
- ②なぜSSD交換で速度が向上するのか?
- ③SSDは価格が下がってきている
- ④素人でもかんたんに出来る
- ⑤クローンソフトの使い方
- ⑥よくあるトラブル
▼ ①処理速度低下の原因がSSDだと気がついた方法
処理速度低下の原因がSSDだと気がつける方法はパフォーマンスの使用率を確認することです。
実際のやり方としてはタスクバーを右クリックしてメニューを呼び出し、「タスクマネージャ」を起動します。

出てきたウィンドウのパフォーマンスタブをクリックして表示させると、それぞれの使用率等を見ることができる画面になります。

左側に一覧表示されているので、SSD/HDDの場合は「ディスク」で表示されていると思います。
何もしていなければ当然「0%」になっているので、負荷のかかるプログラム等を使用しながら使用率を確認してみてください。
もしSSDが原因なら、すぐに使用率が80%~100%になるはずです。※わたしの場合はPCフォルダを開くだけで100%になっていました。
逆にCPUやメモリ不足に関してもここで気がつくことができそうですね。
▼ ②なぜSSD交換で速度が向上するのか?
なぜSSDを交換することで速度が向上するのか、それにはまずSSDの劣化、寿命について知る必要があります。
まず「SSDは劣化する」ということを理解しましょう。
あまり細かく説明しても仕方ないので、ざっくり言うと「書き込み回数と使用時間」が増えることでSSDは劣化し、寿命を迎えます。
よく「SSDは空き容量が不足すると処理が遅くなる」と言われますが、空き容量が十分でも劣化していると関係なく処理が遅くなります。
いつかは交換が必要ということですね。
もっと深く知りたい方はGoogle検索してみてください。「寿命を予測する方法」なんかもあるみたいですよ。
▼ ③SSDは価格が下がってきている
HDDの価格が下がってきているのは以前から知っていましたが、調べてみるとSSDもずいぶん価格が下がってきているようです。
「M.2 SSD」という次の規格が登場したからですかね。
目安としては500GB→8000円~程度、1TB→13000~程度といったところです。
メーカーも色々あって、何を選べば良いのかよくわかりませんでしたが、口コミ等を参考にすると「Crucial」「Sumsung」「SanDisc」あたりで選んでおけば間違いないのかなといったところでした。
わたしの場合は「Sumsung 860 EVO 500GB」を選択しました。

全く問題なく動作しており、かつ速度も全く不満がありません。こんなに良い物が8000円程度で手に入るなんていい時代になったものですね。
▼ ④素人でもかんたんにできる
じゃあいざSSDを購入したらどうすればいいのか?
たったの2ステップです。
①SSD取付
取り付けに関してはパソコンの構成などもあると思うので説明は省きますが、基本的にはSATAケーブルでマザーボードとSSDを接続して、電源ケーブルを接続して給電さえすれば動くのかなと思います。
②クローンソフトを使用する(無料)
現状の環境のままSSDだけを新品に交換する前提の話になりますが、無料でダウンロードできる「クローンソフト」を使用すれば簡単にデータを移行することができます。
OSなどのインストールも不要なので超かんたんですよ。
▼ ⑤クローンソフトの使い方
まずはEaseUS Todo Backup Freeをダウンロードしましょう。
https://jp.easeus.com/backup-software/free.html(公式サイト)
特別注意する点はないので流れに沿ってインストールまで実施します。
ソフトを起動するとライセンスコードを入力する画面が出ますが「後で」でOKです。
起動したら「クローン」ボタンを押して「ディスク/パーティションクローン」画面を開きます。

接続されているSSD/HDDの一覧が表示されるので、まずはクローン元のディスクを選択して次へをクリックします。
この時に「ハードディスク~~○○GB、ベーシック、MBR」と書かれている部分の一番うしろの「MBR」に注目してください。あとで必要になります。
MBR or GPTのどちらかが表示されているはずです。どちらなのかを覚えておきましょう。
クローン元とクローン先が同じ表示になっていないとクローン失敗します。

次にクローン先のディスクにチェックを入れて次へをクリックします。

作業画面へ移り、自動で進みます。問題なく終われば完了が表示されます。
これでSSDのクローン作業は完了です!
あとはBIOS画面へ入り、ブートデバイス設定から新しいSSDから起動するように設定して問題なく動作するかテストしましょう。
BIOS画面への入り方と、設定方法についてはマザーボードによって異なるので省略します。パソコン起動中に「F2」とか「DELETE」押すと入れる画面のことです。
型番をGoogle検索すればすぐ見つかると思います。
キーワードは「○○ BIOS ブート設定」とかですかね。
SSDの型番も調べておく必要があります、BIOS画面では型番で表示されます。
▼ ⑥よくあるトラブル
・SSDを接続したけど画面で確認できない場合

BIOS画面やデバイスマネージャでSSDは表示されていますか?されているのであればフォーマットをすれば表示されるようになるはずです。
デバイスマネージャで確認する方法は以下の通りです。
画面左下にある「ここに入力して検索」に「デバイスマネージャ」と入力すると結果がすぐ上に出てくるので「デバイスマネージャ」をクリックして起動します。

出てきた画面の「ディスク ドライブ」の左側の矢印をクリックすると認識しているSSD/HDDが表示されるので、追加したディスクが表示されているか確認できます。

ここに表示されていなければ、正しく認識されていません。接続に間違いないがないか再確認しましょう。
マザーボードとSSDは接続されていますか?接続はあまくないですか?
電源ケーブルは接続されていますか?接続はあまくないですか?
最悪初期不良も考えられます。
ここに表示されているのであれば「フォーマット」をすればOKです。
フォーマット手順は以下の通りです。
画面右下のWindowsボタンを右クリックして「ディスクの管理」をクリックして起動します。

フォーマットされていない場合は「ディスクの初期化」画面が自動的に出ると思います。
パーティションスタイルを選択してOKボタンを押せばフォーマット開始されます。
MBRとGPTを選択する画面が出ますが、先程確認しておいた方を選択してください。ここを間違えるとクローン失敗の原因となります。
MBRとGPTの違いについてはここでは省略しますが、ざっくり言うと「MBR=旧式」「GPT=新式」です。旧式が悪いというわけではないです。逆にGPTは32bitOSでは反応しません。詳しく知りたい方はGoogle検索ですね。
「未割り当て」を右クリックして「新しいシンプルボリューム」でウィザードを開始することができます。
ディスクに好きなアルファベットを割り当てて、「最大ディスク容量」と「シンプルボリュームサイズ」を同じ値にしてOKです。
次の画面では
- ファイルシステム:NTFS
- アロケーションユニットサイズ:既定値
- クイックフォーマットにチェック
- ファイルとフォルダの圧縮を有効にするのチェックを外す
これで先に進めば完了となり、「オンライン」で正常になります。

▼ 最後に
お疲れ様でした。ここまで終わらせることが出来たなら、今あなたのパソコンは快適パソコンへと変貌を遂げていることでしょう。
この方法でパソコンを復活させればかなりコストパフォーマンスが高いと思います。
「処理速度」を考えたとき、どうしてもCPUやメモリに目が行きがちですが、SDD/HDDにも目を向ければ出費を少なく処理速度を向上させることができるかもしれません!
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