
「ZEUS WIFI」を気にしている方に見て欲しいと思い書いています。たくさんのモバイルWIFIが存在する中、少しでも情報を多く仕入れて、後悔しないモバイルWIFIを選びたいですよね。
今回は無制限クラウドSIMの「ZEUS WIFI」を実際に契約、使用してみた正直な感想をレビューしたいと思います。この記事を見に来てくれた人へ、少しでもお役に立つ情報があれば幸いです。
◆ ZEUS WIFIとは
株式会社Human Investmentが2020年3月30日に開始した無制限クラウドSIMを採用した通信サービスです。
同社は茨城に本社を構え、新宿にも拠点を置く、情報通信サービスを基盤としたテレコム事業及びサービス&ソリューション事業を展開している会社です。平成22年3月1日設立。
本記事を書いているのが2020年4月8日なので比較的新しいサービスですね。
◆ ZEUS WIFIの特徴
公式で謳っている「ZEUS WIFI」の特徴は以下の通り。
- ドバドバ使える「容量無制限」
- ドバドバ使って「月額2,980円(税別)」
- バリバリつながる「クラウドSIM」
- 「海外でも」そのままOK!
- 「工事不要」すぐドバドバ
- 端末価格はドドンと「0円!」
では順を追って見ていきたいと思います。
▼ ドバドバ使える「容量無制限」
一般的なスマホの契約などではデータ量がプランによって決められています。最近では「ギガ数」などと言ったりしますね。
「ZEUS WIFI」ではデータ容量に制限がなく好きなだけインターネットを利用することができます。
よくある「実は3日で10GB使ったら制限」ということもありません。
▼ ドバドバ使って「月額2,980円(税別)」
先述した通りクラウドSIMを採用した無制限モバイルWIFIサービスは昨年頃から様々な会社がサービスを開始しており、非常にたくさん存在しています。
比較してみると3,000円〜4,000円程度が相場のようです。相場から考えるとZEUS WIFIは比較的良心的な価格設定と言えます。
ただし、「月額2,980円(税別)」というのはキャンペーン価格だということを見逃してはいけません。
現在「ZEUS WIFIデビューキャンペーン」を実施しており、キャンペーン期間中に限った料金なのです。
キャンペーンの終了は未定となっていますが、終了したあとの料金は「月額3,280円(税別)」となります。
契約期間は2年です。更新月の前月に登録したメールアドレスへ連絡が来ます。これ超親切ですね。
▼ バリバリつながる「クラウドSIM」
最近ではどこでも採用している技術となってきていますが、クラウドSIMとは端末に挿入する物理的なSIMカードではなく基地局側に存在しているSIMカードに接続して通信する技術なので接続する度に別のSIMカードで通信することになります。
クラウドSIMは「docomo」「au」「Softbank」の電波の中から最適な電波を自動で選択して接続してくれます。※ほとんどSoftbankなのですが。
つまり大手3社の電波を掴む事ができるので国内ではほとんどの場所で通信ができるということになります。
▼ 「海外でも」そのままOK!
これについては実際に使った事がないのでよくわかりませんが、先述したクラウドSIM技術は海外でも有効なようで、海外キャリアの電波を掴む事ができるようです。
別途海外用のWIFIを用意しなくても国内と同じ端末で通信が可能になるというメリットがあるようです。海外通信は料金が異なります。
▼ 「工事不要」すぐドバドバ
モバイル端末になるのでスマホのような端末が送られてくるだけです。その端末が届いたらWIFI経由で接続するだけで即通信可能です。
固定回線の場合は工事予約が1ヶ月後になったりするケースがあるのでこの点は圧倒的に有利ですね。外出先でも使えますしね。
▼ 端末価格はドドンと「0円!」
勝手に「端末はプレゼント」と勘違いしてしまいそうですが、「端末はレンタル」です。
故障、紛失の際は弁償しないといけません。「0円」というのは月々のレンタル料金が「0円」ということです。
◆ 端末紹介
- Model: H01
- レンタル無料(故障、紛失した場合は弁償)
- 同時接続台数「最大10台」※推奨5台
- 下り最大150.0Mbps(ダウンロード速度)
- 上り最大50.0Mbps(アップロード速度)
- チップセット: QUALCOMM MSM8909
- WLAN標準: IEEE802.11 b/g/n
- ポート: Type-C : Input: DC5V・1A〜5V・2A
- 連続使用可能時間: 最大10時間
- バッテリー容量; 2,700 mAh Li-ion battery
- サイズ: 126 x 64 x 13 mm
- 重量: 約130g
- ディスプレイ: 2.4 inch
- 解像度: QVGA(240×320)
- SIM スロット個数: Nano SIM slot x 1
- 付属品: Type-Cケーブル1本※アダプター付属しておりません。
周波数帯:
LTE-FDD Band: 1/2/3/4/5/7/8/9/12/13/17/18/19/20/26/28
LTE-TDD Band: 34/38/39/40/41
WCDMA Band: 1/2/4/5/8
GSM: 850/900/1800/1900 MHz
端末に関してはType-Cを採用していることから新しい端末であると伺えます。
他社がよく使っている「U2s」とは違い、タッチパネル式ディスプレイを採用しており、視覚的に操作しやすいのが特徴です。※動きはもっさりしてますが。
「U2s」の場合は直接アドレス入力してログインする必要があるのでその辺りよくわからない方にはおすすめできる端末ですね。
アダプターが付属していなかったので別途用意する必要があります。参考までに届いた時のバッテリー残量は90%ほどでした。これは親切。
◆ 梱包について
内容物は至ってシンプル、契約書類2枚とぷちぷちに包まれた端末が入っている箱のみでした。特筆すべき点はありませんが配送中に壊れてしまうような心配はなさそうです。
施された段ボールで届きました。端末の箱の中にはH01本体とType-Cケーブル、SIMピンと取扱説明書が入っていました。
◆ さっそく中身を写真付きで紹介

至ってシンプルでわかりやすい内容です。

こんな感じのおしゃれな箱に入っています。スマホ購入時の箱に似ていますね。

中身の内容は端末+Type-C+SIMピン+取扱説明書です。

U2sと並べてみました。サイズ感はH01の方がややコンパクトです。

電源ボタンを押して起動するとZEUS WIFIのログが表示されて・・・。

言語選択画面が表示されました。日本語 / 英語 / 韓国語 / 中国語 etcに対応しているようです。迷わず日本語を選択。

言語を選択するとすぐにメインメニューになりました。

「データ利用量 SSID」をクリックするとSSID(WIFIの名前)とパスワードが表示されます。パスワードは変更可能でした。
カッコイイ端末ですね!
◆ 気になる通信速度は!?
前提条件として、東京23区内で測定しています。使用端末はGoogle Pixel 3XLです。

は・・・速い・・・!!Twitterなどの噂から予想していた「10Mbps台」とは全然違う結果に。


iPhone7でも計測してみました。概ね良好。
◆ まとめ
総評としては「必要十分、契約する価値はある。但し住む地域によっては考える余地有り」といったところでしょうか。ツイッターなどで通信速度をあげている人もたくさんいるので参考にするのもいいと思います。
契約後30日間は解約解除料9,500円(税抜)が無料になるので試してみるのもいいかもしれません。※0円になるのは解約解除料のみです。通信費等は発生するようです。
あとは「どんなときもWIFI」のように回線がパンクして障害が発生しないことを祈るのみです。
筆者は「どんなときもWIFI」からの乗り換え組ですが、現状使用している限りでは快適と言っていいです。
別に「どんなときもWIFI」も障害がなく、かつ制限もかからないのであればそのまま使用して何ら問題なかったのですが、月平均300GB使用する我が家では25GBでは実用レベルには至らず、乗り換えとなりました。
端末も新型(だと思う)だし、ディスプレイがついていて視覚的に操作できるのは実際に使用してみるとかなり便利でした。その分大切に扱わないといけませんが。
他にも5Gへの移行プランを謳っているサービスもありましたが、正直5G自体が普及するのがまだまだ先だと考えているのであまり重要視しませんでした。
みなさんも十分検討した上で自分に最適なサービスを見つけてくださいね。
他のサービスも見てみたい方は↓の記事も御覧ください。

ではまた。
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